2021/04/21 12:15

[ 錆びついた ポールが怖い こいのぼり]

こいのぼりの似合うすがすがしい季節になってきました!
TSUBAKILAB & things の工房の庭にも、こいのぼりを泳がせたいのですが、
10年のもののポールが錆びついていて、ポキッと折れないか心配であげれない店主です。泣
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さて、今日は木製品を作る上で苦労する、もしくはその苦労が「水の泡(´;ω;`)」となる瞬間の小話を。

木製品を作る過程で、木材の水分を減らす/抜くことは大切です。
水分を含んだままだと木製品の割れやゆがみに繋がるからです。

木の塊であればあるほど、その水分を上手に抜いていくのは難しく、例えばこちら↓
木のコップを作る過程ですが、いかにもなかなか水分が抜けなさそうです!

これらを自然乾燥もしくは乾燥庫などに入れて、徐々にジョジョに乾燥させていくのですが、
気を付けて見ていないと、ピキピキーっと割れが入ってしまうのです。
なので、ひび割れがないか毎日細かくチェックして、ひび割れを見つけたらそこにボンドを塗り込み、
それ以上割れが促されないように補強し、乾燥を続けます。

それでも朝晩の冷え込みや、季節の変化、我の強い木材は、ピキピキーっとなってしまって、
コップになれず水の泡・・・ということは多々あります(´;ω;`)
このような乾燥の過程を乗り越えて、いざ、コップを削り出す過程に入るのです。

今日はそんな小話でした^^